みなさんの周りには、大きな心、広い心を持ち、何でも受けとめてくれるような人が近くにいますか?
子どもの世界には、発達段階もあるので、なかなかいないと思いますが…。でも、周りの様子を見て判断し、行動できる子どもはたくさんいます。北小児童は、その力を確実に身につけています。入学してから、卒業するまでの間に…。
それが確認できるのは、わらべどんぐり祭りの取り組みにおいてです。特に6年生になった時、それが発揮されます。毎年、6年生はある種のプレッシャーと戦いながら、がんばり抜きます。自然に声が出て、みんなに気を配り、お手本を見せる。これが自然に出来るようになります。5年間の積み重ねの『力』です。そんな姿を見たとき、私はとてもうれしく、胸を打たれます。
この取り組み期間中によく見られ、当たり前になった光景があります。お茶が用意され、そのお茶をみんなで飲むことになったとき、学校のリーダー(6年生)は、必ず、低学年から順に飲ますように声をかけます。また、プールが終わったとき、必ず、低学年からシャワーを浴びさせ、更衣室に入れるようにします。このようなことは、特に指導していません。小さいときから、実際にやってもらい、見て、感じ、覚えて、高学年となった時、自然に行うことができるのです。
こんな心を持てるようになった子どもたちを見ると、私は、本当にうれしい。
私は生まれて40年弱ですが、幸運にも、大きな心、広い心を持った人とたくさんめぐりあうことができました。そのような人と出会えたおかげで、今の自分があると思っています。私は、そんな心を持ち、そして子どもたちに伝えていければいいと思っています。
特に教員は、子どもたちにいろんなことを教え育てていくのが仕事ですから、そのような心はもっとも大事だと思っています。いくつになっても、子どもはもちろん、家族、友人、仕事の同僚にも、その心を忘れず接していければと思ってます。
2007年09月22日
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