私たちの家庭に送られてくる電気は交流で、電気のプラスとマイナスが1秒間に何十回と入れかわっています。この数が「周波数」と呼ばれるもので、Hz(ヘルツ)という単位で表されています。日本では、電気をつくる発電機は明治時代に輸入されましたが、当初、関東にはドイツから50Hzの発電機が、関西にはアメリカから60Hzの発電機が輸入されました。そのため、静岡県の富士川から新潟県の糸魚川あたりを境にして、東側が50Hzの地区、西側が60Hzの地区になっています。山梨県は、50Hzの地区になっています。ところで、電気製品には、50Hz、60Hz、あるいは50/60Hzと表示されているものがあるようです。50/60Hzの表示があるものは、全国どの地区でも使えますが、単独表示のものは、その地区でしか使えないようです。ちなみに学校の電子レンジを見てみたら50/60Hzの表示でした。興味がある方は、ご家庭にある電気器具を調べてみてください。
2014年08月06日
50Hzと60Hz…?
前回、気温(温度)に関する「豆知識」を書きました。今回は、「豆知識」第2弾ということで…。
私たちの家庭に送られてくる電気は交流で、電気のプラスとマイナスが1秒間に何十回と入れかわっています。この数が「周波数」と呼ばれるもので、Hz(ヘルツ)という単位で表されています。日本では、電気をつくる発電機は明治時代に輸入されましたが、当初、関東にはドイツから50Hzの発電機が、関西にはアメリカから60Hzの発電機が輸入されました。そのため、静岡県の富士川から新潟県の糸魚川あたりを境にして、東側が50Hzの地区、西側が60Hzの地区になっています。山梨県は、50Hzの地区になっています。ところで、電気製品には、50Hz、60Hz、あるいは50/60Hzと表示されているものがあるようです。50/60Hzの表示があるものは、全国どの地区でも使えますが、単独表示のものは、その地区でしか使えないようです。ちなみに学校の電子レンジを見てみたら50/60Hzの表示でした。興味がある方は、ご家庭にある電気器具を調べてみてください。
私たちの家庭に送られてくる電気は交流で、電気のプラスとマイナスが1秒間に何十回と入れかわっています。この数が「周波数」と呼ばれるもので、Hz(ヘルツ)という単位で表されています。日本では、電気をつくる発電機は明治時代に輸入されましたが、当初、関東にはドイツから50Hzの発電機が、関西にはアメリカから60Hzの発電機が輸入されました。そのため、静岡県の富士川から新潟県の糸魚川あたりを境にして、東側が50Hzの地区、西側が60Hzの地区になっています。山梨県は、50Hzの地区になっています。ところで、電気製品には、50Hz、60Hz、あるいは50/60Hzと表示されているものがあるようです。50/60Hzの表示があるものは、全国どの地区でも使えますが、単独表示のものは、その地区でしか使えないようです。ちなみに学校の電子レンジを見てみたら50/60Hzの表示でした。興味がある方は、ご家庭にある電気器具を調べてみてください。
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